株主の皆様には、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。また、平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、当社第81期(平成21年4月1日~平成22年3月31日)の決算のご報告をさせていただくにあたり、ひと言御挨拶を申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国経済は、期前半は一昨年来の世界同時不況の煽りを受け、個人消費、設備投資とも低調なうえ輸出も減少が続くなど深刻な状況でありましたが、期後半はアジア向けを中心とした輸出が持ち直しの動きを見せ、改善の兆しが見えてきました。しかしながら、雇用や企業収益の面では依然として厳しい状況が続くなど、本格的な景気回復にはいたらず、厳しい経済環境にあります。又、企業収益の悪化に伴う所得の減少、雇用不安等も広がる傾向にあり、今後も景気の停滞が暫く続くものと思われます。
 このような状況の中、当社グループにおいても当連結会計年度の業績は期前半の景気低迷の影響を強く受け、厳しい経営を余儀無くされました。期後半は当社グループの主要需要先である、OA・事務機器、家電・電子、自動車、建築・建材等の業界における需要がやや持ち直したことを受け、取りこぼしの無い営業活動、既存顧客との取引の深耕、新規商い・顧客の開拓等に努力すると共に、経費の圧縮にも努めた結果、期初予想数値を上回る業績をあげることができました。しかしながら前年同期比では依然としてビハインドであると言う点を認識し、引き続きグループ一丸となり、業績向上を図るべく全力を尽くします。

 今後の見通しにつきましては、世界経済は最悪期を脱し、やや立ち直りが見受けられ、OA・事務機器、家電・電子、自動車、建築・建材等当社を取り巻く各業界とも前期に比べ改善環境にあり、合成樹脂原料の需要も回復基調にあるとの想定のもとに設定致しました通期予想数値を達成すべく、プラマテルズ・グループの総力を結集し邁進致します。
 一方、海外におきましては中国華北地域における進出日系企業の需要に対応すべく、遼寧省大連市に当社100%出資の現地法人として平成21年8月に設立致しました普拉材料貿易(大連)有限公司も加え、国内・海外の連結子会社(富士松、フィルタレン及び香港、深圳、上海、天津、シンガポールの5海外法人)、フィリピンの営業拠点及びベトナムのコンパウンド工場も含め、国内・海外とも一体となった取り組みを通して、今後もグローバル・プレーヤーとして企業価値の最大化を目指して参ります。

 尚、2010年6月22日付で菅原 正弘が取締役会長に就任し、後任の代表取締役社長には井上 正博が就任致しました。
 株主の皆様におかれましては、何卒一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

平成22年6月

プラマテルズ株式会社

取締役会長 菅原 正弘