合成樹脂の戦略パートナー

トップメッセージ

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本年3月の東北地方太平洋沖地震により、被災されました株主の皆様並びに被災地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 さて、当社第82期(平成22年4月1日~平成23年3月31日)の決算のご報告をさせていただくにあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国経済は、中国、インド等を中心としたアジア経済が引き続き堅調な拡大路線を継続し、企業業績は回復局面で推移いたしました。しかしながら、昨年の秋以降のエコカー補助金等経済刺激策の終了、あるいは昨年末以降の中東情勢の不安定さによる原油価格の急上昇に加え、円高の継続などにより国内での生産活動は減速感が強くなってきました。さらに当連結会計年度末の平成23年3月11日に起こった未曾有の東北地方太平洋沖地震により、経済情勢は混沌とし、不透明感を強めております。
 このような状況の中、当社グループにおける業績は、国内需要の回復を的確に捉え国内商いが堅調に推移したことに加え、香港を主とした海外法人の業績も好調で、特に一昨年8月に設立した普拉材料貿易(大連)有限公司が当連結会計年度においてはフルに業績に貢献いたしました。
 その結果、当連結会計年度における売上高は557億円と前年同期比18.3%の増収、当期純利益も500百万円と28.8%の増益となりました。
 販売先業界別売上高構成比としては、OA・事務機器及び家電・電子が全体の約51%を占めており、国内外連携のもとで、この分野における需要を確実に取り込むことで、業績の向上に寄与したものです。
 今後の見通しにつきましては、今般の東北地方太平洋沖地震による被害及び電力不足等による製造・物流・販売といった経済活動への影響等、不透明感が強まっている状況ではありますが、アジアでの経済成長は今後も継続していくと考え、それによる素材需要の増大に的確に応えるため、香港、深圳、上海、大連、天津、シンガポール、フィリピンの営業拠点及びベトナムのコンパウンド工場も含め、これら海外拠点の有機的な活用を図り、海外商いの更なる拡大を目指すとともに、国内における連結子会社である株式会社富士松、フィルタレン株式会社も含め、国内・海外とも一体となった取り組みを通して、今後もグローバル・プレーヤーとして企業価値の最大化を目指して参ります。
 株主の皆様におかれましては、何卒一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

平成23年6月

プラマテルズ株式会社
代表取締役社長
井上 正博